基金制度

厚生年金基金とは

 厚生年金基金(以下 基金)は、厚生年金保険法に基づき、厚生労働大臣の認可を受けて設立される「特別法人」であり、公法上の特別の権能が与えられるため「公法人」として位置づけられています。このため、国の特別な監督規制を受けることとなります。
 基金は、設立事業所(基金を設立された厚生年金保険の適用事業所)の事業主と、その設立事業所に使用される厚生年金保険の被保険者(加入員)で構成されます。
 基本的な仕組みについては、基金は加入員の老後生活の安定と福祉の向上を図ることを目的とし、国の行う年金制度のうち、老齢厚生年金の報酬比例部分の年金を代行し、これに加えて業界独自の上乗せ給付(プラスアルファ)を行います。

厚生年金基金の設立形態

  • 総合型 … 一定のルールの下に同種同業の企業が集まり、共同で業界の基金を設立する形態
  • 単独型 … 企業が単独で基金を設立する形態
  • 連合型 … 関連企業、資本系列にあるグループなどで設立する形態

厚生年金基金の給付形態

  • 代行型 … 給付する年金の給付設計が老齢厚生年金(代行部分)と同じ方式のもので、それにプラスアルファ
             部分を付加し、老齢厚生年金よりも給付水準の高い給付形態
  • 加算型 … 代行部分と同じ方式により、主に代行給付を賄う部分(基本部分)と、それとは異なる方式による部
             分(加算部分)を上乗せした給付形態。

当基金加入の利点

 当基金は設立形態が総合型、給付形態が代行型の厚生年金基金になります。

  1. 手厚い年金が受けられます。
    • 基金からの年金は、老齢厚生年金と比べて約15%も多く、老後生活が充実します。
    • 老齢厚生年金の受給資格は25年以上の加入期間が必要ですが、基金の年金は加入期間が1ヶ月以上から支給されます。
    • 65歳を超えて働いていれば、老齢厚生年金は全額又は一部が停止されますが、基金の年金は、働いていても65歳から100%支給されます。(但し、老齢厚生年金の受給権を有すること)
  1. 掛金は税法上の恩典が受けられます。
    • 事業主が負担する掛金は全額損金算入できます。
    • 加入員が負担する掛金は社会保険料控除となります。